環境保護運動に積極的に関わっているパタゴニアが1994年、森林伐採を減らし、資源の有効利用と林業の現状維持努力を支援する目的で特別にリリースしたTシャツです。売上げの一部は、世界的に有名な環境保護団体・シエラクラブの活動資金として寄付されていました。パタゴニアでは90年代、森林保護やサーモンの保護などを訴えるデザインのTシャツを何種類かリリースしていました。これもその一つで、バックに画家A.カーメン氏による鳥や熊、魚などが生き生きと暮らす森林を描いた木版画がプリントされています。この頃からパタゴニアは、有機栽培されたオーガニック・コットンを使った衣類を色々と製品化していますが、このTシャツも生成りの100％オーガニック・コットンが使われています。製造数が少なかったので、レアの部類に入ると思いますが、時々ネット・オークションで見かけると高めの値段設定に驚きます。

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