理想のワークシャツ

1930s～1940s U.S R.O.T.C Work shirt

Senchan☆アメカジわんこ

U.S R.O.T.C（Reserve Officers’ Training Corps）
予備役将校訓練課程=簡単に言うと軍隊の将校養成課程なんですが
主に私立の大学とかに設置されている教育課程のことみたいです
恐らく実習生が着用していたシャツではないでしょうか
支給時に書かれたと思われる年号は1931年となっていますが
事実なら戦前に作られたシャツということになります
ワークシャツの完成形のようなディテールが
この１枚にほぼ集約されています
ビンテージのシャツなので
シャツインが前提に作られている着丈の長さ
シャツによく映える絶妙な大きさの
ベージュ色のベークライト製ボタンに
台襟付きの襟は大小２つの形の違うボタンと
長めのチンストラップが付くのがこのシャツの
最大の見どころでしょうか
肩の切り替えしは全面まで貼られているビンテージに
よく見られる作りになっています
肘のエルボーパッチもワークシャツの特徴ですが
これが付いているかいないかで雰囲気が全然変わりますね
背中のヨークもウエスタンシャツのようでカッコいいです
1つ残念なのはここまでディテールてんこ盛りなのに
マチが付いていないんですよね
それ以外はほぼ完ぺきなワークシャツではないでしょうか