Chippewaと言えばブーツで有名ですが、70年代頃までは衣料も色々と作っていました。中でもウール衣料は得意分野だったようで、クオリティの高いシャツ類やジャケット類を時々見かけます。このシャツジャケットはタグから50年代製と思われますが、状態はすこぶる良好。虫食い穴や破け、色褪せ等のダメージがありません。ボタンも当時のオリジナルがすべて揃っています。ミディアム・ウェイトのウール・フランネル製で保温性も良く、厚手のスウェットの上に羽織れば、東京辺りの冬なら寒さを十分しのげます。色柄も茶系チェックで落ち着いた印象。両胸のボタン２個どめのフラップ付きポケットが時代を感じさせます。当時のChippewaはこの２つボタンの胸ポケットが好みだったようで、シャツ類やジャケット類に多用されています。これからの季節、こういうシンプルなアイテムが重宝しますね。ウールは比較的火気に強いので、キャンプの焚き火や調理時には欠かせません。

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